発売後2週間で受注2.5万台のダイハツ「ミライース」好調の要因は?--馬場建二・専務執行役員営業本部長に聞く
--従来車と需要を食い合うことはないのか。
ある程度は想定しているが、価格面で棲み分けている。イースの量販グレード(99・5万円)の構成比は約55%と、想定の40%よりも多い。最廉価グレード(79.5万円)のそれはわずか2%。一方で従来の「ミラ」の中心価格は約86万円。より価格を重視するお客様は「ミラ」でカバーしていきたい。
--ダイハツからOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受け、トヨタ自動車が軽市場に参入した。
弊社からのOEMは年6万台に限られている。適正な競争はむしろウェルカム。トヨタが参入することで軽市場が活性化する効果もあるだろう。
震災以降、乗用車からより低価格・低燃費の軽へシフトする流れが続いている。11年度の軽市場は158万台程度(従来見通し150万~155万台)にはなるだろう。来年度以降も当面年160万~170万台が続くと見ている。
(並木 厚憲 =東洋経済オンライン)
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