さて、日本の企業で、経常利益が多いのはどこでしょうか。
下の図表は、2022年度(2022年4月期から2023年3月期)の決算書(単体)における経常利益が多い企業のランキングです(※外部配信先では画像を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。
これをみると、最も多いのはトヨタ自動車の3兆5208億円で、頭ひとつ、いやふたつ抜いてトップとなっています。2位は三菱商事で1兆2992億円、3位は日本電信電話の1兆1316億円です。
経常利益が1兆円を超えている企業はこれら3社だけです。
4位以下の企業名をみても、よく知られた大企業がずらりと並んでいます。
ちなみに、トヨタ自動車の売上高37.2兆円(2022年度、連結、国際会計基準)は、海外の国の名目GDPと比べると、デンマーク(世界53位)に次ぎ、ハンガリーよりも大きな経済規模であることがわかります。
一企業の売上高がこれら一国全体の経済規模に匹敵する水準とは驚くべき大きさです。
経営状況の良し悪しはこの数字に表われる
それでは、都道府県でみるとどのような姿が現われてくるでしょうか。
下の図表では、総資本経常利益率、売上高経常利益率、売上高当期利益率、経常利益について、各都道府県での中央値を示しています。