東出昌大が「動物の売買市場」で受けたショック アフリカで向き合った「食と幸せ」

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ザンビアのミートマーケットで東出昌大が感じたことは?(写真:大和書房提供)
世界を旅するABEMAの人気バラエティ「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」は、2023年に配信されたひろゆき氏と東出昌大氏がアフリカ4カ国を旅する番組。バックパックを背負い、英語を駆使して路線バスで旅をする2人の姿を通して、「幸せ」と「お金」、「生命」と「食事」、「教育」と「貧困」など、さまざまな視点で世界を見直すきっかけになったという人は多いだろう。
現在、「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」という続編(南米バックパック旅)も配信中だが、ここではアフリカの旅の後にロングインタビューしてまとめた書籍『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』より、一部抜粋して、新しい幸福論を紹介する。

「自分はわかったつもりになっていただけ」

ザンビアで、ミートマーケットに行きたいと言い出したのは東出だった。現地の食文化に触れたいという東出の希望にひろゆきも同意。しかしながら、番組#4で2人が向かったマーケットでは、東出の厳しい表情が映し出されている。

逆にひろゆきは嬉々とした表情だ。ひろゆきは市場を振り返る。

「日本やアメリカでも食肉市場には行ったことがありますけど、ザンビアは動物の扱いが酷いんですよね。それがいいとか悪いではなく、殺して食うだけだから、どういう扱いをしても一緒だよねってことなんでしょうね」

逆に東出は何より「声」にやられたようだ。マーケットに響き渡る動物の阿鼻叫喚は、観る者には聞こえない現場だけの音。

「動物の嫌がる声と値段を交渉する人々の怒声が、すごく禍々しいものに聞こえたんです」と東出。イキのよさを見せるため、業者が豚を足蹴にして元気に鳴かせようとする光景も目の当たりにした。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事