クリエイティブの世界は「AIを使うアマ」が多数に 「人間の手によるもの」は少数のプロのみへ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
AI時代
これからの時代の「仕事の選び方」とは(写真:metamorworks/PIXTA)
生成AIの浸透により、仕事や働き方に関するスタンス自体が大きく変わろうとしています。最新技術によって社会のあり方はどう変わるのか、堀江貴文氏の新著『ホリエモンのニッポン改造論』よりご紹介します。

AI時代の仕事の選び方

一般企業には、まったくといっていいほど意味の見出せない仕事も少なくない。難しい入学試験や入社試験を突破して一流企業に採用されたものの、何の意味があるのかわからない仕事に追われて虚しさを感じている人も多いはずだ。

だったら、そんな仕事は辞めたほうがいい。自分にとって居心地のいい場所を見つけて、人生を楽しんでほしい。かくいう私は、それを実践している一人だ。無意味だと思う仕事はしたくないし、実際、やらない。

それでは、私がしたいと思っている仕事とは何か。それはまず、人に必要とされている仕事である。働いたことで人に感謝されたいのだ。つまり、人に必要とされない仕事をしてまでお金を稼ぎたいと思ったことがないのである。

知人にもこんな人がいる。北海道の小さな町に移住し、私が発案した地方活性型のベーカリーブランド「小麦の奴隷」を運営しているのだが、家賃はなんと1万2000円だという。LCCを使えば東京と北海道は2万円程度で往復できるから、月に何度か行き来しても、東京の賃貸マンションで暮らすより安上がりだ。毎日、満員電車に耐え忍ぶ必要もない。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事