クリエイティブの世界は「AIを使うアマ」が多数に 「人間の手によるもの」は少数のプロのみへ
AI時代の仕事の選び方
一般企業には、まったくといっていいほど意味の見出せない仕事も少なくない。難しい入学試験や入社試験を突破して一流企業に採用されたものの、何の意味があるのかわからない仕事に追われて虚しさを感じている人も多いはずだ。
だったら、そんな仕事は辞めたほうがいい。自分にとって居心地のいい場所を見つけて、人生を楽しんでほしい。かくいう私は、それを実践している一人だ。無意味だと思う仕事はしたくないし、実際、やらない。
それでは、私がしたいと思っている仕事とは何か。それはまず、人に必要とされている仕事である。働いたことで人に感謝されたいのだ。つまり、人に必要とされない仕事をしてまでお金を稼ぎたいと思ったことがないのである。
知人にもこんな人がいる。北海道の小さな町に移住し、私が発案した地方活性型のベーカリーブランド「小麦の奴隷」を運営しているのだが、家賃はなんと1万2000円だという。LCCを使えば東京と北海道は2万円程度で往復できるから、月に何度か行き来しても、東京の賃貸マンションで暮らすより安上がりだ。毎日、満員電車に耐え忍ぶ必要もない。
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