ホンダ新型「フリード」乗ってわかる安心感の秘密 エアーとクロスターで走りに違いはあるのか?

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ちなみに、フリード エアーの6人乗りEXグレードには、後席用のリアクーラーや本革巻きステアリングホイール、EX専用の15インチアルミホイールなどを標準装備。また、運転席/助手席シートバック上部にはUSBチャージャー(Type-C)も備える。こうしたベースグレードにない数々の装備により、さらに快適で利便性の高い機能を持つ。

エアーEXの運転席まわり

試乗したフリード e:HEV エアー EXの運転席&助手席
試乗したフリード e:HEV エアー EXの運転席&助手席(写真:三木宏章)

運転席や助手席には、新採用の「ボディースタビライジングシート」を装備している。人の骨格を研究して開発したというこのシートは、長時間座っても疲れにくい構造を持つことが特徴だ。実際に座ってみると、背中やお尻をシートがしっかりと支えている感じ。また、座面や背もたれは、硬すぎず、軟らかすぎない適度な弾力を持ち、とても快適だ。とくに筆者のような腰痛持ちの場合、シートの形状や硬さはかなり気になる点。おそらく、新型のシートは、ロングドライブなどでも疲れにくく、腰痛にもなりにくいことが期待できる。

運転席からの視界は、水平基調のインパネなどにより、かなり広くて見通しがいい。とくに新型では、メーターの位置を変更。先代がインパネ上部に設置したタイプだったのに対し、ステアリング奧に配置したインホイールタイプとすることで、より視界がすっきりとした印象だ。また、フロントピラーの1本化やドアミラーの位置の変更により、斜め前方の視界をより向上させており、歩行者を認識しやすくしたほか、細い路地などでの見切りのよさなどに貢献している。

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