トヨタ改良版「シエンタ」グレード選びの最適解 一部改良で何が変わった?買うべきモデルは?

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トヨタの最上級グレードは中古車市場でも需要が高く、手放すときには購入時の差額程度は回収できることも少なくないので、できれば装備が充実した「Z」を狙いたいところだ。

メーカーオプションはなにを選ぶ?

車両注文時のみ選択できるメーカーオプションは慎重に選びたいところだが、オススメしたいのは「コンフォートパッケージ」だ。「Z」グレードで7万9200円となるが、すべてのガラスがUVとIRカットガラスとなり、フロントシートにシートヒーターが付き、ステアリングヒーターも備わるということで、夏も冬も効果が実感できる装備と言える。

コンフォートパッケージを選ぶことで、快適性がアップするスーパーUVカット・IRカットガラスも備わる
コンフォートパッケージを選ぶことで、快適性がアップするスーパーUVカット・IRカットガラスも備わる(写真:トヨタ自動車)

またドライブレコーダーも「X」以外は前方は標準になるが、3万1900円で後方もプラスとなるうえに、ETCユニットが2.0になるためコストパフォーマンスが高い。

最上級グレードのZハイブリッドが魅力的

ハイブリッドモデルを選ぶのであれば、非常時給電システムの付いたアクセサリーコンセント(4万5100円)も選んでおきたいところ。これがあれば有事の際に5.5日ぶん(ガソリン満タン時)の電力を車両から供給することができるし、もちろんレジャーのときに1500Wまでの電化製品を使えるのも魅力的だ。

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それ以外では車内の空気を効果的に循環させることができる「天井サーキュレーター」(2万7500円)や、2万900円と比較的低価格でありながら、リアヒーターダクトやPTCヒーター、ウインドシールドデアイサー、ヒーター付ドアミラー&ミリ波レーダー、強化ワイパーモーターなどが備わる「寒冷地仕様」も冬場に氷点下近くまで冷え込む地域のユーザーにはオススメしたいメーカーオプションとなっている。

ということで、もし新型シエンタを購入するのであれば、最上級グレードの「Z」のハイブリッドモデルが最終的なリセールバリューも含め、一番コストパフォーマンスの優れたグレードと言えそうだ。

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小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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