乾いた銃声が響き、トランプ氏はしゃがみ込んだ 立ち上がり右耳とほほに鮮血、取材中の記者が遭遇

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銃撃事件があった集会会場で、米国メディアの記者らとともに、トランプ前大統領の演壇があるステージに近い記者席で取材していた。

13日、米ペンシルベニア州バトラーで銃撃され、耳から出血するトランプ氏=淵上隆悠撮影

演説開始から6分ほどが経過し、トランプ氏が「米国史上最悪の大統領が就任してから、この国に何が起きたか見てみろ」などとバイデン大統領を非難していた時だ。

「パーン、パーン、パーン」という乾いた銃声が響き、トランプ氏は右耳を押さえながらしゃがみ込んだ。正面の記者席から、その姿は見えなくなった。

会場が悲鳴に包まれ、今度は「タタタタタ」という速い銃声が鳴り響いた。何が起きているのか分からないまま、周囲からの「頭を下げろ」という叫び声に従った。

次にステージに目をやった時、トランプ氏は駆け寄った警護官に支えられながら立ち上がり、聴衆に拳を繰り返し突き上げていた。カメラのファインダー越しに見るトランプ氏の右耳と頬に鮮血が流れているのがはっきり見えた。(米ペンシルベニア州バトラー 淵上隆悠)

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