東洋経済オンラインとは
ライフ

「はじめてのおつかい」"虐待"批判が吹き飛ぶ凄み 令和になっても"国民的番組"であり続ける背景

12分で読める
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者

INDEX

今回は8人の子どもたちの「おつかい」が見られるという(画像:日本テレビ「はじめてのおつかい」公式サイトより)

7月15日の19時から、3時間特番「はじめてのおつかい 笑って泣いて夏の大冒険SP 2024」(日本テレビ系)が放送されます。

同番組は初めて1人だけのおつかい挑む子どもたちに密着した、ほっこり系のドキュメントバラエティ。スタートした1991年から今年で33年目を数え、ほぼ年2回ペースで放送。2年前にはNetflixでの世界配信がはじまり、反響の大きさが報じられたほか、この企画をビジネスにした会社もあるなど、誰もが知るコンテンツとして定着した感があります。

「はじめてのおつかい」は、子どもが1人おつかいをするだけの極めてシンプルな内容ながら、なぜ長年にわたって支持を得られているのでしょうか。主に制作サイドの事情と社会の背景から、強みとリスクを分析。さらに、日本人の変化や令和の現実、視聴者への意外な影響などを掘り下げていきます。

親子ともに「はじめて」の緊張感

まず子どもが1人でおつかいをするだけの極めてシンプルな内容ながら、なぜ長年にわたって支持を得られているのか。

はじめてのおつかいに挑む子どもたちの年齢は2~6歳程度。「まだ文字が読めない」「会話での意思疎通も十分ではない」という子どもがほとんどであり、メモが使えないなどのルールも含めてハードルが高く、本人たちにとっては「はじめて」であるとともに「人生最大のチャレンジ」になることがハラハラドキドキのベースになっています。

次ページが続きます:
【見逃せないのは、制作サイドの配慮と努力】

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象