バーバリー、ズルズルと株価が下がるワケ

<動画>重要市場の香港が低迷

バーバリーのトレードマークのトレンチコートは、世界の200店以上で販売されている。同社の2016年3月期第1四半期(4~6月)の業績は減速が明らかだ。

6月までの3カ月の売上高は前年同期比で8%増加し、4億ポンドを越えたが事前予想を下回った。6カ月前の成長率は13%だったが、何が原則の要因なのだろうか。

その要因は香港にある。香港は昨年の民主化抗議運動のため、特に問題となっている場所だ。現在、この市場はバーバリーの小売り、卸売り上げの10%を占めている。

ミント・パートナーズの市場戦略家、ビル・ブレイン氏は次のように言う。「香港では求人市場にやってくる若年層に対し、十分な雇用を当てることができていない。その結果、消費の予想は後退しています。派手なものにお金を使うよりは、預金するのです」。

中国政府による汚職の取り締まりや上海株式取引所の暴落も高級市場を圧迫している。「中国の中流層の需要に打撃を与えるものは、何であれ連鎖反応を持っています」(ブレイン氏)。

不安定な外国為替も問題である。バーバリーは5月、2016年3月期の行s系予想を下方修正したが、今回は引き下げていない。

株価は4%下落し、過去3カ月間のピークからは9%落ち込んでいる。そのため、16日に行われる定時株主総会において、クリストファー・ベイリーCEOへのボーナスに対する批判は強力なものになる可能性がある。昨年は、800万ポンド近いボーナスに対し過半の株主は反対意見を示している。

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