例えば、流行の丈の長いベスト「ロングジレ」なんて、十中八九「おじさんみたい」と言われます。マキシスカートは「カーテンみたい」と思われるし、「階段で踏んでしまうんじゃないかと心配」と言った男性もいました。「小花柄はおばさんみたい」「膝下丈スカートはママさんっぽい」と眼中にナシ。婚活では、スカートは膝丈がいちばんウケがいいです。
お見合い写真の撮影で、パリッとした白いシャツに黒のパンツで来た女性がいました。一見、清潔感があってよさそうですが、これもNG。婚活は就活ではありません。白いシャツに黒のパンツは典型的なオフィスファッション。
案の定、その写真を掲載しても、誰もお見合いを申し込んできませんでした。このような服装でお見合いに行ったら、「仕事帰りのまま。手抜きをしている」と思われてしまいます。
オフィスファッションの問題点
4月期のドラマ「Destiny」では、検事役の石原さとみさんがパンツスーツでビシッと決めてモテていましたね。ああいったカッコいい女性がモテるドラマや漫画は多いのですが、現実には男性から見ると「怖そう」「結婚する気がなさそう」と思われることが多いようです。
それに、お見合いはマッチングアプリとは違い、駅前のチェーンカフェではなくホテルのラウンジで初対面します。男性はお見合いのたびにお茶代約5000円を負担するので、1日3人とお見合いすれば1万5000円かかります。カジュアルやオフィスファッションは場違い。
もともとお見合いといえば着物がお約束だった時代もありましたから、正装が望ましいのです。 パンツスタイルなら、細身で足の形や足首が見えるタイプであれば、かろうじて及第です。ワイドパンツは「ピエロみたい」と言われます。バッグも大きなトートバッグだと「営業バッグ」に見えるので、小さくてかわいらしいハンドバッグがいい。
色も気をつけたいですね。「無難だから」と選びがちな、黒、紺、グレーの服は、ビジネスカラーと言われNG。なぜなら男性自身のクローゼットに入っているスーツと同じ色で、仕事モードを意識させるからです。
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