例えば、東洋証券株2.8%(24年3月末時点、議決権ベース、以下同じ)を保有するエピック・グループの会長、長田雄次氏は、Be社の泉田和人・代表取締役と三十年来の知人関係にあるという。
長田氏は日興証券(現SMBC日興証券)の元社員で、キャピタル・マネジメントの石井浩取締役とは日興時代の先輩・後輩関係だ。
さらに、8.9%を保有し、株主提案もしているUGS社の植頭隆道・代表取締役と長田氏、石井氏の間にも関係性の存在を疑わせる証拠が複数見つかっている。
UGS、Be、エピック、キャピタルの4社は、東洋証券以外でも近接した時期に株式を取得している。岩崎電気やトライアイズなど計4つの企業で株式を取得した時期が重複していると、東洋証券は指摘している。こうした調査内容などを基に、東洋証券は23年12月に4社が「共同協調関係」にあると認定した。
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