大手損保グループのトップ5人に、損保のあるべき姿などについて聞いた。

![週刊東洋経済 2024年6/22号(生保・損保の真価)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51UubJItUyL._SL500_.jpg)
──主にディーラー(自動車販売店)で発覚した保険契約者の情報漏洩について。指導・監督すべき保険会社が見過ごしていたのはなぜでしょうか。
情報漏洩の問題についてはまだ全容が明らかになっていないが、指摘のとおり、われわれが情報漏洩に気づかなかったのはなぜかという部分については、大いに反省したい。
顧客本位のあり方、代理店との関係について正すべきところは正していき、この際、すべてのウミを出し切るしかない。
──物品購入といったディーラーなどに対する過度な便宜供与や本業支援をどう断ち切り、保険会社として実効的にどう指導・監督していきますか。
本業支援といっても、得意先との提携関係の中で、ウィンウィンになるものがある。ただ、それが保険取引の多寡に結び付くようになるというのは、やはり行き過ぎだ。ディーラーやモーター代理店に限ったことではなく、保険会社と代理店の関係をイチから見直す。
金融庁から業務改善命令
この記事は有料会員限定です。
(残り 963文字 です)
【4/30(水)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら