イギリスの結婚式で「フクロウ」が大人気の理由 パンデミック以降「指輪を運ぶ役割」で活躍

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フィンチは、木に止まっているフクロウを見ながら「他の鳥とはまったく違う」と話した。やや威圧的(「人間に神への畏れを抱かせる」)に見えるが、「少しかわいそう」な気もすると彼は述べた。

(写真:Gabriella Demczuk/The New York Times)

夜行性の本能に反するという指摘も

動物愛護運動家たちは、結婚式を含め、猛禽類をエンターテインメント目的で使うことを支持していない。慈善団体「フリーダム・フォー・アニマルズ」のイソベル・マクナリーは、フクロウをリングベアラーにすることは、日中に休もうとするフクロウの夜行性の本能に反する行為だと語った。

「フクロウは野生動物であり、野生動物として尊重されるべきだ。パフォーマンスや娯楽のためにフクロウを飼うのは、まったく非倫理的で道徳に反する」とマクナリー。

これに対し、調教師のブレイクは、フクロウを扱う彼の仕事は、娯楽だけでなく、教育や保護活動にも重点を置いているという。

「私たちのフクロウは、しっかりと世話されており、定期的に運動している。また、イベントに参加する際には、フクロウがストレスを感じないようにしている」とブレイクは述べた。

(執筆:Claire Moses記者)
(C)2024 The New York Times

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