伝説の編集長が伝授!「変化が起こる」銘柄発掘術 株式分割、英文開示…「株の民主化総仕上げ」狙え

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裏を返せば、いま英文開示していなくても今後の開示次第では投資対象になりうるということ。それを見越して厳選したのが下表の10社だ。

ゼンショーは店舗の3分の2がすでに海外

四季報の読み方を超簡単に解説した近著は6万部を突破。『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

東証による4月末時点の調査で決算短信以外の適時開示資料を英文開示していない、今期純利益の四季報予想が過去最高を更新する、

直近の外国人持ち株比率が20%未満で今後買いの余地がある、を条件に銘柄をピックアップした。

海外勢の投資対象は一日売買代金が2000万ドル(約30億円)以上ともいわれるため流動性や時価総額も考慮した。

一見すると内需企業が多いが、外食業界首位のゼンショーホールディングスは店舗の3分の2がすでに海外にあり、北米や英国で持ち帰りすしを展開している。

寿スピリッツは地域限定の観光土産菓子の最大手で、訪日外国人の間でも人気だ。半導体関連のローツェや野村マイクロ・サイエンスも、今後の英文開示次第では海外勢のお眼鏡にかなうかもしれない。

山本 隆行 『会社四季報』元編集長

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やまもと・たかゆき / Takayuki Yamamoto

早稲田大学法学部卒。『週刊東洋経済』編集部に通算10年所属していたこともあるが、記者、編集者としての人生の大半を切った張ったのマーケット中心にささげてきた。『オール投資』『会社四季報』編集長、四季報オンライン編集長を歴任。近著は11月刊行の『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい 改訂版』。

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