Q:トランプ再選の確率は高まっている?
その確率は高まっています。背景には、白人労働者のトランプ支持基盤が依然として厚いのに加えて、2023年9月以降、トランプ氏に対して起こされている4つの刑事裁判も関係しています。
裁判をめぐって、トランプ支持者たちが「これは結集せねばならない」という声を上げ、より支持の輪が広がっている部分があります。そういった結集効果に対して、バイデン氏は劣勢にあるという状況です。
ただし、11月の投開票まではまだ半年あります。前回、トランプ氏が大統領に就任した2016年の大統領選挙の時、終盤まで一貫してリードしていたのは(敵対する)ヒラリー氏でした。
今回のトランプ氏も、今のままリードを保ち続けられるとは限りません。この半年でどんな変化があるか、まだわからない状況です。
Q:「もしトラ」でアメリカの政策はどう変化?
「もしトラ」となれば、アメリカの保護主義的な関税政策が復活することが予想されます。トランプ氏は自身を「タリフマン」と称するように、関税強化に向けてかなり強い思い入れを持っています。
2023年の夏以降は、すべての輸入品に対して一律10%、中国に対しては60%超の関税を課すという政策案も報じられています。これが現実のものとなれば、アメリカではさらなるインフレが懸念されます。
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