戦時に毒ガスを研究「ウサギの島」まさかの実態 戦時中の痕跡があちこちに残っている
戦時中、地図から消されていた島
インタビュー仕事のために広島に足を運んだ。翌日の夜には大阪で仕事があるため、あまりゆっくりはしてられないのだが、どうしても前から行きたかった大久野島に行くことにした。
大久野島は瀬戸内海に浮かぶ1周4キロくらいの小さな島だ。広島県竹原市に属する。
昭和初期から昭和20年までは毒ガスの製造をした島として知られている。戦時中には、地図から消されていた。
現在は、島中にウサギが繁殖しておりウサギの島と呼ばれている。
ウサギにはあまり興味がないが、毒ガス関連の施設には非常に強い関心があった。
広島で仕事が終わったのが、午後13~14時くらい。フェリーが出る忠海までまっすぐ向かって、とりあえず大久野島へ渡ってしまおうかと思ったが、ギリギリ間に合わなかった。忠海駅近くのホテルはすでに埋まっていたので、三駅手前の竹原駅で降車して地域最安値のビジネスホテルに宿泊した。


















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