週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #ごみと掃除と幸せな人生

家を借りる人が「ゴミ集積場」を見るべき深い理由 清掃員を12年続けて間違いないといえる持論

6分で読める
  • 滝沢 秀一 ゴミ清掃員、お笑い芸人
  • 新津 春子 環境マイスター 世界一のカリスマ清掃員
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

それとここでもうひとつ。

滝沢は「ごみ集積所」という名前をもっといい名称に変えたら、世の中はもっとよくなると思っている。何を言っているんだと突っ込まれるかもしれないけど、真剣にそう思っています。

ごみに対する意識を変える第一歩

その昔、ごみ集積所は「ごみ捨て場」と呼ばれていた(と思う)。それが何かの理由で、ごみ捨て場よりは「ごみ集積所」のほうがいいんじゃないか、となって名称が変わったんだ(と思う)。それなら、そろそろごみ集積所も「エコステーション」のような名称に変更したらどうだろう? 

これには理由がある。「ステーション=駅」だ。自分の捨てたごみがこの駅から旅を始めて、リサイクル工場をへて、再び手元に戻ってくる、循環型社会の駅の意味合いとして、集積所という呼び名をステーションに変えたいのだ。

『世界一清潔な空港の清掃人と日本一のごみ清掃員をめざす芸人が見つけた「ごみと掃除と幸せな人生」』(三笠書房)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

どう? 思ったよりちゃんとした理由でしょ。まさかここまできれいな理由だとは思わなかったでしょ。

でも、「名前が変わると意識が変わる」というのは、本気でそう思っている。

僕は「マシンガンズ」というコンビ名でお笑いの仕事をしているんだけど、この名前に引っ張られて、気づいたらマシンガンのように早口でまくし立てる漫才をするようになっていた。

昔はそんなことはなかったし、今も意識してやっているつもりはない。でも、「マシンガントークをするであろう」というお客さんの期待なのか想像なのか、見えない何かにこたえるように早口になっていったんです。

「名は体を表わす」っていうし、やっぱりイメージは大事でしょ。

「エコステーション」になったら、みんなのごみに対する意識も変わって、世の中全体の意識もいいほうに変わっていくと思っています。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象