34年ぶりの円安をなんとか止める方法はないのか 「もしトラでドル安円高」では気分も晴れない

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ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。

28日の日曜日には天皇賞(春)が行われる。京都競馬場の芝コース・3200メートルは、昔から好きな長距離レースである。

2014年のフェノーメノ、2015年のゴールドシップ、2018年のレインボーライン、2022年のタイトルホルダーと全部単勝で仕留めたのはわが競馬人生の楽しい思い出だ。ちなみにヒモ荒れが多いレースなので、つい3連単も狙ってみたくなるのだが、これは簡単なことではないし、投資対効果も高くないのでご注意を。

「春天」は6歳にして本格化した「あの馬」で勝負

ということで、今年はテーオーロイヤル(7枠14番)の単勝。6歳にして本格化し、年初からダイヤモンドステークス(東京・芝・3400メートル)と阪神大賞典(阪神・芝・3000メートル)で連勝している。この距離でこの馬に勝てる相手はいないはず。鞍上の菱田裕二騎手に、かならずや初G1勝利をプレゼントしてくれるだろう。ついでに筆者には、5月大型連休へのささやかな軍資金をもたらしてくれるであろう。

※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は5月4日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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