TVマン見た「絶滅危惧種と暮す民族」驚く日常(後) 2時間のトレッキングで見つけた「景色」「真実」

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

寺院で聞き込みをし、1週間近く山々を歩き回り、探しているが、まだ見つかっていないらしい。

キーゴンパ
スピティ最大の修道院「キーゴンパ」(写真:筆者撮影)
チベット僧侶
赤い袈裟を着て修行をするチベット僧侶(写真:筆者撮影)

体が順応できていない中、2時間にわたるトレッキング

それから2時間にわたるトレッキングが始まった。

緑のじゅうたんに見えた渓谷沿いは、近づいてみるとゴツゴツとした茶色い岩で覆われている。途中、山から流れ込む小さな小川があり、岩をピョンピョンと跳ねながら奥地に進んだ。

1時間ほど歩いたところで完全に息が上がった。カナさんは野草探しに夢中で、こちらの様子が目に入っていない。

ピンバレー
雄大なピンバレーの景色(写真:筆者撮影)
岩は茶色くてゴツゴツしている(写真:筆者撮影)
所々に小さな川がある(写真:筆者撮影)

「カナさん、ちょっと休まない?」

次ページ雄大な景色を眺めながらすることとは
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事