「大谷は2番がベスト?」見解割れる打順論争のなぜ ポイントはベッツ、フリーマンとの「役割分担」
2020年ドジャース移籍後も、いきなりチームに世界一をもたらし、昨年はナ・リーグMVP投票2位でしたが、自己最多の39本塁打をマークしています。
守備でも、ゴールドグラブ賞に6度も輝いていて、外野以外に二塁、遊撃も守れる。まさに大谷選手も憧れるほどのオールラウンドプレーヤーです。
フリーマンは、パワーと走塁術を兼備する超一流の左打者。2020年はナ・リーグMVPに輝き、翌2021年にはブレーブスの世界一に貢献。昨年はドジャースで2番打者として打率3割3分1厘、球団新記録の59二塁打をマークしました。
打点は「キャリアハイ」も視野に入ってくる
この2人はメジャー最強の1・2番コンビです。だから、まずは「3番・大谷」にして、エンゼルス時代のように四球で歩かされることが多くなってきたときに、ベッツとフリーマンの間に入れるんじゃないかな。
いずれにしても、メジャー最強の1・2・3番。全員がMVP受賞歴のある選手ですから。
村田 3番を打つとしたら、出塁率の高いベッツとフリーマンが前にいますからね。2番だったとしても、打点は余裕で100を超えるでしょう。
福島 2023年のドジャースには、球団史上初の「100打点カルテット」が誕生したでしょう? だから、大谷選手もキャリアハイの打点(※1)は十分可能だと思いますよ。
村田 僕は、1番・ベッツ、2番・大谷、3番・フリーマンと予想しているので、後ろにフリーマンがいることによって、大谷選手への四球は格段に減る。そうすると、塁上にベッツを置いて、大谷選手が打つという場面が増えるでしょう。
ケチャップ やっぱり2番ですよ。フリーマンはギャップヒッター(※2)だから、二塁打をよく打つ。フリーマンが打席にいるときに、一塁走者に大谷選手がいれば、二塁打1本でホームに還ってくるもん(笑)。