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陰謀論情報を発信、30代彼がオカルトに冷めた瞬間 ノストラダムスに、スカイフィッシュの映像が…

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  • 村田 らむ ライター、漫画家、カメラマン、イラストレーター
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「もちろん深く絶望しました。自分の願望は、これに限らず全て実現しないのではないかとすら思いました。

そして、煽るだけ煽って責任を取ろうとしない人たちは信用できないことを思い知りました。

インタビューではよく『ノストラダムスの予言』が外れて意識が変わったって言ってるんですけど、本当はもう1つあるんです。それがスカイフィッシュです」

スカイフィッシュとは、いわゆる未確認動物(UMA)と呼ばれる存在だ。棒状の身体と複数の羽を持ち、空中を高速で移動すると言われている。

「年齢も上がってきていて、さすがに判断力もついてきていたと思うんですけど、スカイフィッシュの映像を見て、

『……これ虫だろ?』

って思ったんですよ」

テレビ番組では、スカイフィッシュの住処と言われているメキシコの洞窟にテレビスタッフが入り、粘着テープを貼った板を運んでいた。

「この人、どんな気持ちでやってるんだ? って思って。ギャグでやってるんだろうか? まぁ仕事か……と。それで、スッと憑き物が落ちたように冷めちゃいました。これでは世界は変えられないなと思いました」

オカルトに代わるもの

熱が冷めたのは中学のときだった。

「『終わりなき日常を生きろ』(ちくま文庫)と宮台真司先生は言ってて、今は理解できるんですけど、当時は

『そんなのうるさい!!』

と思ってました。日常を壊したかった。

オカルトに代わって、日常を壊すのは科学じゃないか? と思いつきました。具体的に言うと、ドラッグと爆弾ですね。それで理系に進むことにしました。その頃の地元には旧態依然としたジェンダー感覚があり、

『男は理系に進むべし!!』

というのは好まれました」

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【化学・生物系の分野を専攻】

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