旭化成の内なる危機感、新規事業を生み出せ!

旭化成の内なる危機感、新規事業を生み出せ!

化学、住宅、建材、繊維、エレクトロニクス、医薬・医療。旭化成は持ち株会社の傘下に9事業会社を構え、世界でも有数の多角化経営を展開する。

2011年3月期の営業利益1229億円は、リーマンショック前の過去最高(07年3月期1278億円)に肉薄し(図)、有利子負債が株主資本の何倍かを示す負債資本倍率(D/Eレシオ)は0・3倍台と、財務の健全性は製造業の中でも屈指の存在だ。

世界中で需要が拡大しているリチウムイオン二次電池向けの基幹材料の一つであるセパレータ(商品名「ハイポア」)は、世界シェア推定5割と断トツ。家電などに使われる樹脂の原料となるアクリロニトリル(AN)や衣服の裏地を中心に幅広く使われる再生セルロース繊維「ベンベルグ」、人工腎臓、ホール素子(磁気センサー)など世界トップ級のシェアを持つ製品も数多い。

3テーマでビジネス創出 グループ横断組織も新設

そんな優良企業が今、就任2年目となる藤原健嗣社長の下で新たな変革に挑んでいる。

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地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

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