やりがち?悪気ないハラスメント社員3つの共通点 密室を避け「5分以内の話」がハラスメントを防ぐ
あなたが年長者で、若手相手に説教したくなっても、そこはグッと我慢し、「あなたはどうしたいの?」と聞きます。自分の話は短く、相手に長く語ってもらうのです。1分間は黙ってうなずきながら聞き続けます。
話を聞くうちに、
「それは、こういうことじゃないかなあ」
「私としては、こう思うけどなあ」
といった一言を伝えたくなるかもしれませんが、それは「余計」です。
そんな一言を伝えたら、相手は、先ほどまで話を聞いてくれていた年長者が、実はこころの中では反対意見をためていたことに気づいて、がっかりします。
もちろん、なんのアドバイスもしてはいけないというわけではありません。
アドバイスは9割以上役に立たない
しかし、大方のアドバイスは、9割以上の確率でなんの役にも立ちません。
話した側からすると、「この人はそう思うんだ」と思われて終わりか、「ああ一言、言いたかったんだなあ」と相手に気持ちを見透かされて終わりです。
それでも一言、アドバイスしたいときは、
①あくまで自分の考えとして
②具体的に
③短く、さらりと語ること
そして短く話したら、すぐに相手の話に戻ることです。
最後は、「そうか、わかった」「あなたなら、きっとできると思う」と、相手を勇気づける言葉、信頼と期待のメッセージを伝えて締めくくりましょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら