やりがち?悪気ないハラスメント社員3つの共通点 密室を避け「5分以内の話」がハラスメントを防ぐ

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

問題は、上の立場の人間が「あなたのためを思って」善意からかかわっていることが、下の立場の人間には、ハラスメントに感じられていることが、ものすごく多いということです。

「善意からかかわることで、相手を不快にしてしまうなら、どうしたらいいんだろう」と、戸惑いを感じる人も少なくないでしょう。

「それなら、もう若手とはかかわらないようにしよう」と思う人もいるでしょう。

善意の行為がハラスメントにつながる

実際、今、多くの職場で「30代半ばより若い世代」と「年長世代」との間に、絶望的にさえ思える「隔たり」のジェネレーションギャップが生じているようです。

ハラスメントと感じられる場面には、

①年長者が話している時間が長い

②そもそも、二人での話の時間が長い(30分以上)

③二人きりの密室

という共通点があります。

では、年長者が職場などで、若手と話す場合には、どうすればいいか? この逆をすれば、よいのです。

①密室は避ける
②二人で話す時間は5分まで
③若手の側が話し、年長者が聞く時間を長くとる。年長者の話は短くする
④年長者は、最後に「さすが!」「あなたなら、できるよ!」と、相手を勇気づける言葉で会話を終える

これをやれば、まずハラスメントになることはありません。気楽に、若手に話しかけましょう。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事