「パーカーおじさん」堀江氏の怒りがド正論なワケ "おじさんイジり"がNGになった、現代の切実な事情

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妹尾ユウカ
炎上商法? 今回の騒動に乗じてパーカーを発売した妹尾ユウカ氏(画像:本人の公式Xより)

YouTube「新R25チャンネル」の「【老害おじさん化回避】若者と絡むな、パーカー着るな。“いいおじさん”のすべて【イケオジへの道】」という動画で、コラムニスト・脚本家の妹尾ユウカ氏が「40歳近くになって、パーカー着てるおじさんっておかしい」と主張したところ、実業家の堀江貴文や投資家の田端信太郎氏が反論し、話題となっている一件。

小さいタネ火かと思いきや、その後、実業家のひろゆき氏なども論争に参入し、びっくりするほど燃え上がっています。

「おじさんイジり」の終焉

今まで、“おじさんイジり”がそれほど問題になったことはありませんでした。どちらかといえば、女性に対しての年齢や容姿に対する“イジり”が炎上することのほうが多かったでしょう。しかしそれも最近のことです。

時代は「ダイバーシティ&インクルージョン」。多様性や包括性、機会の均等が尊重されなければなりません。それらが尊重される世の中では、“年齢イジり”や、顔・スタイルなどの“容姿イジり”はすべてご法度です。

特に影響を受けているのが、お笑い芸人さん。見た目で笑いを取ることがやりづらくなり、女性芸人の“ほがらかな”顔つきや体形を揶揄することもできないし、極端に表現すれば、メシのタネを取り上げられてしまったともいえます。

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