そこでエプソンが期待をかけるのが、家庭で映画を楽しむといった個人使用と、前述のデジタルアートミュージアムに代表されるようなプロジェクションマッピングなどの空間演出のための使用という、大きく2つの市場だ。
そのうち家庭用プロジェクターは従来、音響機器やスクリーンなども一緒に揃えて本格的に映画を楽しむ、「ガジェット好き」といわれるような層を主要顧客とした製品だった。
しかし、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオなどの動画サービスが普及し、家で映画を楽しむ機会が増えた。すると、狭い家・部屋でも大画面で映画を観たい、というニーズがアジアの若い世代を中心に生まれた。
10万円以上の製品の販売が増えている
日本の若い世代でも家にプロジェクターを持っていることがもはや珍しくはない。「壁に投影すればテレビよりも部屋が広く使える」「大勢での観賞に適しており、推し活で使うと盛り上がる」など評判がよく、今後もますます普及しそうだ。
この記事は有料会員限定です
残り 1210文字
