高齢者は「大行列のラーメン店」に行くといい理由 失敗も大歓迎!?新たな冒険は幸せのタネ

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「どうせ大した内容ではない」「あんなもの楽しいわけがない」などと、行動を起こすこともなく否定的なことばかり言っていると、どんどん老けて頭が頑固になるばかりです。

「やりたいことを自由にやってみる」「全然できなくていい」「どれだけ失敗してもいい」「すぐにやめてもいいしダラダラ続けてもいい」「うまくならなくていい」「他人の目は気にしない」「他人と比べることもしない」

そんな姿勢が、楽しくゆるく生きることにつながります。まず、なんでも拒否せずそのまま受け入れてみましょう。

好きなワイン、好きなブランド、好きな車など、自分の好きなものは好きだというこだわりはあってもいいけれど、でもそれだけがいい、あとはダメと決めつけずに、他のものにも目を向けてみましょう。

たとえば今よく通っている、そこそこおいしいレストランがあるとして、「間違いはないけれど、光るものがないしそろそろ飽きてきたかもしれない」、そう感じたら、新しい刺激を受けられる店を探してみましょう。

年をとると自由になる時間は増えるので、自分の行動をいつものパターンにはめ込まず、ちょっとした冒険に踏み出してみましょう。行ってみた店が今ひとつおいしくなかったとしたら、それも得難い体験ではありませんか。

騙されても「実験に失敗はつきもの」と考える

興味を惹かれたものはなんでもやってみるといいのですが、たとえばちょっとだけ試そうと思ったギャンブルにいつの間にかのめり込んでしまったらどうしようという不安があるかもしれません。そんなときは、まずいくらまでと決めてやってみればいいのです。

人生、何事も実験です。実験である以上、失敗はつきものです。たとえば、先ほどの行列のできるラーメン店なら、失敗したときのリスクは並んだ時間とラーメン代というように明確です。そんなふうに、たとえ失敗したとしても、最悪、騙されたとしてもこれだけなら問題ないというラインを決めておくのです。

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