高齢者は「大行列のラーメン店」に行くといい理由 失敗も大歓迎!?新たな冒険は幸せのタネ
「毎日が実験」と思って前向きに生きる
ある程度の高齢になった私たちは、今後のさらなる高齢化への準備として毎日実験と思っていろいろなことをしてみるといいでしょう。
難しいことではありません。日常生活の中で今までやってこなかった新しいことをなんでもいいから試してみるのです。
出かけた先で、大行列のラーメン店を見つけたら「どうせそれほどおいしくないくせに」などとシニカルに考えず、まず並んで、実際に食べてみましょう。
1時間並んでようやく食べたものの、やっぱりおいしくなかったとしても、損するのは1時間ほどの時間と1000円程度の財産です。試しもせずに否定するより、「食べてみたけどやっぱり今ひとつだったな」と経験知を得るほうがはるかに前向きです。
これまでの人生、失敗を恐れて生きてきた人も多いでしょう。けれど、こうした日常のちょっとした実験では、失敗したって全く問題はありません。いえ、それどころか失敗すること自体が新しい体験であり、楽しみになるのです。
今まで敬遠していたような派手な服を着るのもいいし、いつもは通らない道を通ってみるのでもいいでしょう。「どうせ面白くないんじゃない」と思っていた著者の本を読んでみたり、「自分にはできない」と思ってきたことに挑戦してみるのです。
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