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ライフ #「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち

「ゴミ屋敷の住人」に絶対言ってはいけない言葉 祖母、父、母、妹を亡くした依頼者が見た希望

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現場に入ったスタッフは5名。予定の作業時間は4時間。縦に長い間取りのため運び出しに時間がかかるが、ひたすら不用品を家の外に出していく。

(写真:「イーブイ片付けチャンネル」より)

モノが捨てられない人を説得するには

生ゴミなどの生活ゴミがないこういったモノ屋敷の特徴は、住んでいる人やモノを増やしている本人には「モノが多い」という自覚がないことだ。ほとんどのケースが張本人からではなく、ほかの親族からの依頼だと、現場で運び出し作業をしている信定さんが言う。

「モノを増やしている本人は困っていないのですが、それによって別の家族が困っていることが多いんですよね。本人から依頼が来ることは、引っ越しや退去などで急遽片付けなければいけない理由ができたときくらいですね」

イーブイのスタッフ自ら、現場で住人を説得することもある。信定さんいわく、説得するうえで重要なのは、「一気に片付けようとしない」ことだ。

「頭ごなしに“全部いらんやろ”と否定してしまうのはよくなくて、勝手にモノを手に取ろうものなら“全部いるねん、何も触らんといて”と片付けがストップしてしまいます。本や小物が使わないまま入った本棚があっても、はじめから全部捨てようとしない。ひとつひとつ、いるモノかいらないモノなのかを一緒に確認していくことです。時間と労力はかかってしまうけど、根気よく説得するしかありません」

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