家に眠るお酒がカネに?中古品新業態の勝算

「リカーオフ」を知っていますか

赤い看板が目を引くリカーオフの外観(筆者撮影)

先日、仕事で東急目黒線の武蔵小山駅(東京都品川区)に降り立ったときのこと、取材も無事に終わったお昼どき、同駅の名物でもある「武蔵小山商店街パルム」の長いアーケードをのんびりと歩いていると見慣れない店舗がありました。

赤い看板には「Liquor OFF」と「お売り下さい」の文字。ロゴの感じからすると、総合リユースの「ハードオフ」と似ている。これは何だろうと、ちょっと立ち寄ってみることにしました。

ロマネコンティから缶ビールまで幅広い品揃え

私が立ち寄ったリカーオフ武蔵小山パルム店はガラス窓が大きく清潔感があり、店内の様子も見えるため入りやすい雰囲気でした。平日の日中でしたがご近所の方らしい男性が店内をくまなく見ているのがわかります。

自動ドアが開いてすぐ目に飛び込んできたのは、飾り棚に入った琥珀色も美しい洋酒たち。ブック型の陶器に入ったコニャックのカミュ、オールドボトルのレミーマルタンなど、飲んで楽しむのはもちろん、サイドボードに飾っておくだけでも映えそうな逸品が並びます。仕事で一緒に来ていた男性も「ジョニ青(ジョニーウォーカー・ブルーラベル)かー、いいなぁ」と棚を食い入るように見ていました。

店内最奥のワインコーナーはフランスものが中心。シャンパーニュ、5大シャトーの高級ワインに加え、世界最高峰のワインと称されるブルゴーニュの『ロマネコンティ』も鎮座。下町の商店街の一角にある小さな店舗に200万円の最高級ワインがあるとは驚きです。

壁面には珍しい焼酎や日本酒、リキュール類が比較的リーズナブルな価格で並んでいるほか、通常の酒販店でも販売しているような日本のビールもあり、高級品一辺倒というわけでもなさそうです。

さまざまな酒類のほかにも、ワイングラスやコルクを開けるオープナー、酒関係の書籍なども一緒に販売されていました。

次ページどんなものを買い取るのか?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 岡本幸一郎の自動車情報発信局
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • コロナウイルスの恐怖
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本の経常収支に構造変化<br>10年後には赤字化も?

ドル円相場が不思議な安定を続けています。その背後に日本企業や投資家の行動変化があり、統計数値として経常収支に表れます。10年後に経常黒字が消え、通貨の信認を問われる時代になる可能性を踏まえ、国も企業も戦略を構築しておく必要があります。