WEB研修「ダルい」を卒業「元を取る」3つの秘訣 タイパ最強!大人の学びが深まる驚異の受講術
また、質問は上手に行えば、学びの取れ高を格段にあげることができます。質問の仕方として、チャットを使うのが効果的です。理由はチャットで質問されると、講師が回答を整理してから話すことができるからです。
講義中に思いついた質問をチャットに入れておくと内容に合わせて講義のタイミングのよいところで講師が答えやすくなります。もちろん音声でも構わないので積極的に質問することをおすすめします。
動画は倍速で視聴する
リアルタイム参加ではない、アーカイブ視聴型の研修やセミナーも自分の都合の良い時に受講できるので利便性が高いでしょう。最近では視聴速度をコントロールできるようになっているものが多く、1.5倍速や2倍速で見る方も多いようです。
「倍速で見ても理解できないのでは?」と思うかもしれませんが、実は通常の速度と倍速で視聴したときの理解の差はあまりないという調査結果が出ています。
早稲田大学人間科学学術院で行った再生速度の違いと理解度の関係を調べる調査では、再生速度によって「1倍(通常)」「1.5倍」「2倍」の3グループに分け、映像授業後にテストを受けてもらったところ、理解度は3グループともほぼ同じだったという結果になりました。
脳が理解しようと適度に集中できる速度であれば問題がなく、倍速にすることで集中して聞かざるをえなくなるという側面もあるそうです。私もアーカイブ視聴コンテンツを収録しますが、その際には少しゆっくり目ではっきりと話すことを求められますので、倍速でも聞き取れると思います。
ただし、これは視聴者側の知識量にも左右されることもわかっており、知識の土台がなければ倍速視聴では理解できないということもありますので、理解できないのであれば通常速度にしたほうがよいでしょう。
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