家がキャットタワー?鎌倉にある「猫が主役」の家 長年暮らしている2匹の猫を施主として考えた

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緑深い、鎌倉の小高い丘に建つ一軒家は外から見れば普通にスタイリッシュな邸宅ですが、猫のための家とはどんな空間が広がっているのでしょうか。世界的なデザインメディア「design milk」による"Top 10 Architecture Posts of 2023(2023年の建築記事トップ10)"の世界ベスト4位に選出されたという、その名も「A Cat Tree House」にお邪魔します!

23の階層から成る巨大なキャットタワーハウス

“施主”のひとりである山之内さんの愛猫アアルト(写真/平郡政宏)

室内に一歩入り、まず驚くのは高さ6mもの吹き抜け。キッチンを1階としてその周囲にダイニングやアトリエ、バスルームなどの水回り、そしてベッドルームが多層で展開されています。この感じ、どこかで見たことあるような?

階段の踊り場にも椅子が置かれ、一息つけるようになっている。天窓からの光を受けて読書したい(写真/平郡政宏)

「今回は、2匹の愛猫を“施主”として見立てたため、まずは彼らが過ごしやすいようにキャットタワー(ツリー)のような構造にしています。階層の数は全部で23。ステップの幅や高さも猫たちの身体のサイズに合わせました」

延べ床面積94㎡、4LDKの山之内さん宅だが、その階層は23にも分かれている(写真/平郡政宏)
蔵書の中から、これは奥さまのコーナー。猫に関する本が目立つ(写真/平郡政宏)
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