食材の旨みを生かす"しみこむスープ"簡単レシピ 料理研究家 角田真秀さん ハーブティーも活用

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おかずを何品かつくって食卓を整えることはたいへんですが、一日にたったひとつ、自分のために一杯の汁ものをつくれたら、それで大丈夫。

料理はがんばらず、マイペースでつくるのがいちばん楽しい。インスタントのスープのもとを使わず、だしをとる手間もなく、野菜や肉や魚介など食材がもつ旨みを生かすと、おいしいスープになります。

からだに、心にしみこむようなしみじみおいしい健やかな味わいが生まれます。一日に一度。一日に一杯。「これさえあれば充分だ」と思えるスープに出会っていただけたなら、これほどうれしいことはありません。

おいしいスープをつくるには

ご紹介するレシピでは、インスタントのスープのもとは使いません。あらかじめ、だしをとる手間もかけません。

使う調味料は塩やしょうゆなど最低限にとどめ、食材がもともともつ、あるいは調理の過程で生まれる「旨み」をスープのなかにとじ込める。それだけで、おいしくて健やかなスープになるのです。

そのためには、たとえば以下のようなポイントがあります。

おいしいスープにするポイントの図
おいしくて健やかなスープにする秘訣(出所:『しみこむスープ』)

どの方法をとるかはスープによって変わりますが、共通するのは、がんばらなくてもつくれること。きっと「こんなにかんたんに、おいしいスープができるなんて」と驚くはずです。

こうしたおいしさのポイントが特によくわかるスープを「きほんのスープ」として2つ紹介します。

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