172万円~「スイフト」約7年ぶり全面改良の中身 マイルドハイブリッドの5MTも用意して発売へ

✎ 1〜 ✎ 154 ✎ 155 ✎ 156 ✎ 最新
拡大
縮小
5代目となった新型スイフト。CVT車は2023年12月13日、5MT車は2024年1月17日に発売(写真:スズキ)
5代目となった新型スイフト。CVT車は2023年12月13日、5MT車は2024年1月17日に発売(写真:スズキ)

「ヤリス」や「MAZDA2」とともに、国産コンパクトハッチバック市場を形成する1台、スズキ「スイフト」がフルモデルチェンジを実施し、2023年12月6日に発表となった。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

先代(4代目)スイフトは発表から7年近くが経過し、10月末~11月頭に開催されたジャパンモビリティショー2023で「スイフト コンセプト」として市販車同然のクルマが公開されたので、このタイミングでの新型スイフト登場は既定路線だった。

とはいえ、スイフトといえばヨーロッパやアジアを含めたグローバルで展開する、スズキの旗艦車種の1つである。その内容は、示唆に富むものだ。

この記事の画像を見る(36枚)

「一目見たら印象に残るデザイン」を目指して

新型スイフトについて、スズキは次のように説明する。

「新型『スイフト』は、『エネルギッシュ×軽やか 日常の移動を遊びに変える洗練されたスマートコンパクト』をコンセプトに、歴代のスイフトで培ってきたデザイン性や走行性能に加え、安全装備や利便性の高い装備が充実したことで、スイフトの魅力であるデザインと走りに『クルマと日常を愉しめる』という新たな価値が加わり、進化した新型小型乗用車です」

同時に、「デザインは、一目見たら印象に残るデザインを目指して開発しました」としており、やや曲解すると「正常進化のキープコンセプトで、デザインを特徴とした」といえる。

フロントまわりが特にユニークな新型スイフト(写真:スズキ)
フロントまわりが特にユニークな新型スイフト(写真:スズキ)
直線的な部分がなく、曲面的なデザインだった先代スイフト(写真:スズキ)
直線的な部分がなく、曲面的なデザインだった先代スイフト(写真:スズキ)

実際に新型スイフトを見てみると、ひと目でスイフトだとわかる雰囲気を残していながら、他の何にも似ていないユニークなデザインだ。まず目につくのは、円弧を描くクラムシェル型のボンネットと、前端につきだしたグリルだろう。

次ページスイフト伝統のモチーフも継承
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT