年末の「音楽特番」、旧ジャニだらけの気になる事情 くっきりわかれるテレビ局の対応から見えるもの

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(画像:「ベストアーティスト2023」公式サイトより)
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2日19時から約4時間にわたる大型音楽特番「ベストアーティスト2023」(日本テレビ系)が放送されます。

出演者が発表されたとき、「SMILE-UP.の所属タレントが多数出演すること」がネット上の注目を集めました。今年の同特番は、総合司会を櫻井翔さんが務めるほか、King & Prince、SixTONES、Snow Man、Sexy Zone、なにわ男子の5組が出演します。

旧ジャニーズからSixTONES、Snow Manなど、5組のアーティストが出演(画像:「ベストアーティスト2023」公式サイトより)

日本テレビの姿勢を疑問視する声

一方、11月13日に発表されていた「第74回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)のSMILE-UP.の所属タレント出演者は0組。NHKと日本テレビが真逆の方針を採ったことがさまざまな反響を呼び、なかでも日本テレビの姿勢を疑問視する声が目立ちはじめています。

さらに今後の波乱を予感させるのは、これから各局の大型音楽特番が次々に放送されていくこと。6日・13日放送の「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)を筆頭に、まだ正式発表されていない「ミュージックステーション SUPER LIVE2023」(テレビ朝日系)、「CDTV ライブ!ライブ!クリスマスSP」(TBS系)なども含め、その内容によってはSMILE-UP.と各局への批判が再燃しそうなムードが漂っています。

実際のところ、年末年始の特番をめぐる各局の動きには、どんな思惑やどんなリスクがあるのでしょうか。

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