試験当日、「受かる人」はこの3つを"しない" 「冷静と情熱の間」な精神状態を築く方法

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人間というのは不思議なもので、「これが縁起がよい」と思えば、神であろうが仏であろうがチョコレートであろうが、拝むものです。中学入試以来、チョコレートは私の必携アイテムになりました。

こうしたポジティブなゲンであれば担いでかまいません。私自身も上記のとおり、ゲンを担ぐ派ではありますが、まぁ言ってみれば気休めです。基本的にはゲンなんて気にしなくていいですし、ネガティブにとらえるのはもってのほかです。

第3条 試験が終わるまでは人としゃべるな

この3か条目がいちばん重要。試験当日は、基本的にほかの受験生としゃべるのはやめましょう。

時間が長い試験だと、午前と午後の間にランチが入ったり、場合によっては試験が2日間にわたったりすることもあります。すると、試験の合間のタイミングで聞こえてくるのが、「あの科目難しかったなぁー」「あそこの問題なんて書いた?」といった会話。

答え合わせをしてしまいたくなるのが人の常というものですが、話している相手は採点官でもなんでもないのですから、「答え合わせもどき」をしたところで意味がありません。

みんな「実力が出せていない」と悩んでいる

ちょっとした安心感を得ようと、ちょっとだけ答え合わせをしても、その問題に正解したからといって合格できるわけではないですし、間違っていたら精神的に大きなダメージを受けます。まさに前門の虎、後門の狼。

いつも受験仲間に囲まれているあなたも、試験当日だけは仏頂面で通してください。1日で友達がいくらか減るかもしれませんが、それはもう気にしないでください(笑)。

この3か条を守れば、「冷静と情熱の間」な精神状態で試験に臨めるはず。普段の実力が出せていないと感じるのは、みんな同じです。それでも、最後まで自分を信じましょう。私もご質問者様が今年の試験で実力を発揮できるよう、司法書士の試験会場に駆けつけます! チラシを持って(笑) 頑張ってください!

鬼頭 政人 資格スクエア創業者、弁護士

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きとう まさと / Masato Kito

1981年生まれ。開成中学、開成高校を特別優等の成績で卒業後、東京大学文科1類(法学部)に現役で合格。同大学法学部卒業後、慶應義塾大学法科大学院に現役で進学し、同大学院在学中に司法試験に一発合格。司法修習を経て都内の法律事務所に弁護士として勤務。ベンチャー企業を多面的に支援したいと考え投資ファンドに転職した後、22013年12月に資格試験対策をオンラインで提供する「資格スクエア」を創業、その後、ワンストップ電子契約サービス「NINJA SIGN」(後にfreeeサインと名称変更)も創業。著書に『東大合格者が実践している 絶対飽きない勉強法』など。

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