日高屋「飽きないチャーハン」の意外すぎる"正体" 実は炊き込み&鶏の胸肉を使用!そのルーツは?

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具材はいたってシンプル。味付けも飽きがこないあっさりめで合わせるメニューを選ばない(筆者撮影)

チャーハンだけでなく、付け合わせのスープもポイントです。中華そばのスープとはまた違う、キレのあるスッキリとした味わいで、チャーハンを一口食べるたびに「飲みたい」となる味でした。

公式Webサイトで「よりおいしく、飽きのこない味を追求」を謳っている通り、シンプルイズベストを体現したチャーハンといえるでしょう。

レンゲですくいやすい、パラパラとしっとりのバランスがとれた一品。大ぶりの炒り卵がうれしい(筆者撮影)

飽きのこない味で毎日でも通えるチェーン

ここであらためて、日高屋の紹介です。日高屋のルーツは、神田正会長が1973年に現在のさいたま市大宮区に創業した中華料理店「来々軒」。その後、1986年には食材を供給する会社・日高食品を設立し、麺と餃子の生産を開始します。

1993年には「らーめん日高赤羽店」で都内に進出。翌1994年には新業態の「ラーメン館」や「台南市場」を展開するなど、都心の繁華街へと出店攻勢を強めていきました。現在の運営会社・ハイデイ日高へと商号を変更したのは1998年で、日高屋の誕生は2002年と意外にも最近です。2023年8月末時点で直営店は406店舗を数えます。

アルコールメニューも充実している(筆者撮影)
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