池田エライザ「政治家の娘&母」役で開く新境地 誘拐シーン撮影のあとはずっと泣いていた
柚葉が誘拐されたシーンの撮影では、娘が連れ去られた悲しみのあまり、カメラが回っていないところでもずっと泣いていたという池田さん。「役だからと割り切れるほど器用じゃなくて」と照れくさそうに微笑んだ。
池田さん:柚葉との時間がすごく幸せで、幸せだからこそ、誘拐されてしまった事実がつらかったんです。
幼少期に窮屈な思いをしてきたであろう麻由美にとって、きっと柚葉は大きな希望。そう思うと、あのシーンは悲しくて仕方がなかったですね。
幼少期に窮屈な思いをしてきたであろう麻由美にとって、きっと柚葉は大きな希望。そう思うと、あのシーンは悲しくて仕方がなかったですね。
「私ってカッコいい!」と思いながら挑戦したい
モデル、俳優、アーティスト、映画監督などさまざまな表現に果敢に挑み、軽やかにこなしていく池田さん。だが、「政治家の娘らしさ」に縛られていた麻由美同様、「らしさ」を意識するあまり無理していた時期があったという。
池田さん:女優たるもの白いワンピースが似合うような存在でいなければいけないと思いこんでいて。髪の毛が赤くなりやすいので、以前は役が決まったら毎回黒く染めていました。
池田さん:そうやって毎日『明日は女優をするぞ!』と思っていたけど、それは私のパーソナルじゃないんですよね。女優らしさを頑張って意識してみたけど、苦手だったんでやめました(笑)
それは、少し年を重ねて厚かましくなってきたおかげかも。いろんなことを積み重ねていかなければならないと肩に力が入っていたけど、無理して積み重ねなくてもいいや! と思えるようになりました。
それは、少し年を重ねて厚かましくなってきたおかげかも。いろんなことを積み重ねていかなければならないと肩に力が入っていたけど、無理して積み重ねなくてもいいや! と思えるようになりました。
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