カフェで仕事はアリかナシか「店側のホンネ」 迷ったら店の雰囲気や電源の有無で判断
例えば、日常を脱する居心地のよい空間、レトロな雰囲気。はたまた、仕事ができる機能があるかどうか。高井さんはこう話す。
「カフェでどう過ごしたいかによって、店の選び方が変わってくると思います」
ふかふかの椅子で客が談笑している、少し薄暗くて情緒的な雰囲気のお店。読書をする客もいる。そんなとき、ここで仕事をして長居してもいいじゃないかと思うかもしれない。だが、こうした店は、くつろぐのをコンセプトとしていることが多い。高井さんは言う。
「私ならそこで仕事はしません」
では、高井さんが仕事をしてもいいと思えるカフェは?
まずは、電源、Wi-Fi、間仕切りがある店。多少はパソコンやタブレットを触ってもいいと判断できるという。また、長時間座るとお尻が痛くなるような椅子が硬い店は、長居することを想定されていない。
「お店の雰囲気を見て判断してはいかがでしょうか」
カフェで仕事をしたくなるのはなぜ?
制限時間などのルールが明記されていない場合はどうしたら?
「混雑具合にもよりますが、1時間程度はいいんじゃないでしょうか。追加注文をするのは基本的には売り上げに貢献するのでいいと思いますが、店によります」(高井さん)
そもそも、なぜカフェで仕事をしたくなるのだろう。カフェではなく図書館を使えば無料なはずだ。高井さんは言う。
「図書館はどこにでもあるわけではないので、短時間使いたいときは向いていません。Wi-Fi環境が十分に整っていない施設が多いのもネックでしょう」
さらに、図書館は飲食ができないが、カフェなら食事しながら仕事ができる。自由度がより高く感じる。
「店の雰囲気を楽しみながら仕事をできるのが、カフェに行く醍醐味(だいごみ)ではないでしょうか」(高井さん)
高井さんオススメのカフェは抹茶や日本茶が楽しめる「ナナズグリーンティー」だ。同店によると、全国に出店しているが、首都圏では比較的新しい、自由が丘、所沢、調布、柏、錦糸町の5店舗で、電源を用意しているという。腰を据えて仕事ができるコンセプトの店ではないが、おいしいお茶を飲んでリフレッシュできる。