国連が決定!「管理職の5割を女性化」の衝撃

「2020年までに女性3割」では遅い?

――上智大学では1974年から女性学を教えていらしたそうです。かなり先進的ですね。

そうですね。当時の女子学生はホネがありました。この社会で生きるには、ジェンダーのことを考えずには生きられない、という思いがありました。その頃は、ちょうど世界の科学革命、ジェンダー革命の形成時代で、研究者として認められるように全力を尽くしました。

――高い専門性が評価され、国連婦人の地位委員会の日本政府代表に就任しました。

自分の持っている専門知識を、日本の生き残りのために生かしたいと思いました。また、国際社会の議論からも多くを学びました。

上智大学を退職した後、Gender Action Platform(GAP)というNGOを作りました。そこでは、ジェンダー政策の分析や事業評価を行っています。政策作りの黒子としての仕事は、とても面白いです。

また、最近は株式会社ソフィア研究所を設立し、国際社会で得たジェンダーに関する知見や研究者として培ったものを、コンサルティングや研修など、政府・企業社会の実務の場で生かせたら、と考えています。

ソフィアとGAPには、国連や国際NGOなどで活躍してきた女性専門家が数名います。彼女たちと協力し、ジェンダー平等を通じた社会の発展のために、これからも働いていきたいと思っています。

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