恋愛で「容姿の不利」を覆せる年収はいくら? カナダ名門大講師が教える男と女の経済学

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恋愛市場で、こんなイケメンと渡り合うために必要な年収は?(写真:Graphs / Imasia)
もし、恋愛やセックスを経済学的な観点から教えてくれる授業があったら? そして、授業を受けているうちに、自分の恋愛戦略を磨けて、経済学的思考まで身に付いてしまったら? 世界には、そんな授業が本当にありました! 本連載では、カナダの名門大学で実際に行われていた講義を基に上梓された『セックスと恋愛の経済学』の中から、ビジネスパーソンの皆さまに役立つ話題をお届けします。

 

各紙誌で話題となり好評3刷。 婚活で写りのいい写真を使ってはいけない理由、娘の貞操を守るなら男子学生の多い大学に入れるべき理由がわかる!(上の画像をクリックするとAmazonの購入画面にジャンプします)

前回は、デートのときに男性が負担する額の大きさで、女性がセックスに応じてくれる確率が変わるのかという話をしました。男性が豪華ディナーをおごっても、男性の期待ほど女性はセックスに応じる義務を感じていないものの、安いデートで割り勘では、もっとセックスする確率は低くなるという話でしたね。

本日は、デートや結婚をするときに、外見や収入がどれくらい影響するのかがテーマです。外見がよくて収入が多いほど有利だと考えがちですが、事はそんなに単純ではありません。経済学的アプローチでわかることは、「自分の価値を正確に見積もり、妥協すべき点を整理しておくこと」が、恋愛成就の秘訣なのです。

それでは、2回目の「セックスと恋愛の経済学」の講義を始めましょう。

婚活サイトや出会いサイトでは、人はどれだけ外見を気にしているのでしょう? ある婚活サイトで、次のような調査をしました。

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