二宮和也「独立しても嵐」が及ぼす4者への重大影響 現役、退所者、業界、メディアはこう変わる
「僕は新しい会社が立ち上がるまでどこの所属の人間になるのかっていうのをもちろんSMILE-UP.ということは頭では理解しているんですけども、個人的に思うことだったり、引っかかってしまうところがありました」
「怖くなった」「不安な気持ちにもすごくなり」「葛藤していました」「引っかかってしまうところがありました」などのフレーズは、旧ジャニーズ事務所や新旧経営陣への批判とも取られかねないものでしょう。これまで所属タレントたちは、軽く疑問を呈することはあっても、ここまではっきりと本音を語ったことはありませんでした。
しかも確固たる地位を築いている二宮さんですら「怖い」という事実は重く、独立を選んだからには、その思いが解消されていない様子がうかがえます。
さらに事務所トップクラスのタレントによる赤裸々なコメントは、「もう後輩たちも本音で語っていいんだよ」というきっかけになりうるものでしょう。もし独立する人、エージェント契約の人、マネジメント契約の人のすべてが本音で語る機会が増えていけば、「内部から組織が浄化されていく」という効果が期待できるかもしれません。
奇しくもNEWS・加藤シゲアキさんが新作の出版記念会見で、「自分たちが一番、組織や会社に厳しい目を向けるべきだと思っています」「『作家業としてこの会社にいる必要があるのか』と思われる方もいるかもしれませんが、僕個人としては内側から監視したい。見つめたい。おこがましいですけど、自浄作用の一端を担えれば」などとコメントしました。
また、「それができないのであれば、僕はその組織に必要ないと思う」と力強く言い切っていただけに、「完全な独立はせず、内部の人間として本音で語り続けていく」ということではないでしょうか。
現在、二宮さんは40歳、加藤さんが36歳ですが、今後は20代から30代前半の所属タレントが本音で語る姿が見られそうなムードが漂いはじめています。
「退所しても嵐」がもたらす影響
また、二宮さんの独立は、「自分がこれからやりたいことをやっていくために、何かを犠牲にしなくてもいい」ことを証明するような意味合いもありました。
「今回こういう決断をして言ったら、嵐がなくなるんじゃないかとか不安に思われる方もいらっしゃるかとは思いますけど、僕は明日からも嵐です。これはこの先ずっと僕は嵐がある以上、嵐なのでそれは安心していただきたいですし、また嵐が再開をする、活動をするというときはもちろんメンバーとして活動を一緒にやっていきます」
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