横並び傾向の強かった習い事に多様化の波が到来している。
AI時代に求められる子どもの能力とは? それをつかむために親は何をすべきで、何をすべきではないのか。『週刊東洋経済』11月4日号では「AI時代の子育ての教科書」を特集。悩める子育て世代に、最新かつ最強の子育てガイドをお届けする。
「習い事(学外での学び)にかける費用はほぼ横ばいで推移し、習い事をしている率もコロナ禍による落ち込みから回復している」
こう話すのは、ベネッセの教育、調査、研究機関であるベネッセ教育総合研究所の主席研究員・木村治生氏。教育費支出は家計支出の中でも安定した費目であり、子どもの成長を願い教育に投資する親の思いは時代で変わらないという。
では、AI時代の到来は子どもの習い事に影響を与えるのか。
東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所の調査によると、2022年時点で塾を除くと小学生はスイミングが1番で、サッカーや体操・運動遊び、楽器・音楽教室、英会話・英語教室の人気が根強い。「英語は知識・技能だけではなく、他者とのコミュニケーションや異文化への理解を学ぶ機会にもなる。簡単には失われないだろう」。
コロナ禍による落ち込みから回復
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