週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #プレタポルテ

女子大生悩む!「気を遣い過ぎて疲れます」 週に一度ぐらいはスマホなしで出掛けよう

5分で読める
2/2 PAGES

ひとりっきりでいかに充実した時間を過ごすことができるか。それは他人に依存しすぎず、コミュニケーションを取るための足腰を鍛える、いわば「基礎体力」を身に付ける大切な時間なのです。

そのとっかかりとしては週に1日だけでもいいから、「ひとりっきりで過ごす」ということにチャレンジしてみてください。LINEやTwitter、Facebookも、たとえば朝見たら夜までは開いてはいけません。くれぐれも、自分の部屋にこもりっきりになるのは避けてください。できれば、スマートフォンの電源も切って家に置いたまま、しばらく散歩に出掛けてみましょう。

出掛ける場所は、喫茶店でも公園でも、図書館でも構いません。自分が落ち着いて、ゆったりとした気持ちで過ごせる場所を見つけてください。

活字に没頭することで、「自由」になれる

そうやって週に1日だけでも、他人との関わりを断って、自分ひとりで過ごす時間を作る。これをずっと続けていくと、だんだんと「ひとりで過ごす力」がついてきます。実は、対人関係で疲れている人は、この力を養っておくことがとても大事なんですね。ひとりきりで充実した時間を過ごすことができない人は、必ず対人関係のなかで、他人に振り回されて疲弊してしまいますから。

この「ひとりで過ごす力」を身につけるのに、それなりの努力と、時間がかかります。週に1日、ひとりで過ごすということに加えて、毎日身体を動かす、ということも行うとより効果的です。ヨガをやってもいいし、通学のときに、1駅か2駅早く降りて、30分から1時間ぐらい、しっかり歩く時間を作ってもいい。そういうときも、SNSを見ながらではなく、自分の身体を丁寧に動かす、ということに集中してください。

また、「ひとりで過ごす力」をつけるための訓練としては、読書というのはいちばんのオススメです。誰でも「いつか読もう」と思って買ったけれど開いていなかった本があると思います。週に1回、ひとりで過ごすときに、そういう本にチャレンジしてみてください。もしかしたら51ページで飽きてしまうかもしれませんが、それでもまったく問題ありません。

内容がちゃんと理解できているかどうか、最後まで読み切れるかどうかは、この場合、あまり大きな問題ではないのです。大切なことは本を開き、まわりの物音が気にならなくなり、活字を追うということに没頭する、ということです。

これは別に読書に限ったことではありませんが、人間は何かに没頭すると、それまで気になって仕方のなかった対人関係の問題などから「フッ」と数十秒~場合によっては数時間解放されます。そのときはじめて、人は本当の意味での「自由」を実感することができるのです。(ただしゲーム好きの私から言ってもゲームはあまり効果的ではありません。ゲームの中では「集中」は、いわばあまりに受動的なのです)

「ひとりで過ごす力」を高めていくうえで、読書というのは非常に有効なエクササイズです。ぜひ、取り入れてみてください。

プレタポルテの関連記事
「幸せの分母」を増やすことで、初めて人は人に優しくなれる(名越康文)
部屋を活かせば人生が変わる! 部屋が片付けられない人の5つの罠(岩崎夏海)
片思いの恋愛感情、相手に伝えるべき?(家入一真)

 

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象