物価高が続く昨今、食費の節約や時短調理ができる食品として注目を集める、冷凍食品や冷凍保存テクニック。
冷凍食品の商品開発などの経験を生かして「冷凍食品専門家」「冷凍生活アドバイザー」として活動し、『いますぐ食べたい!冷凍食品の本』や『冷凍王子の冷凍大全』などの著書のある“冷凍王子”こと西川剛史さんが、“冷凍”の奥深さについて語る。
今回のテーマは、「コンテナ冷凍レシピ」。冷凍作り置き&レンチン調理で完成し、簡単で時短にもなると人気の調理法だ。フードロスの解消や節約にもつながる、コンテナ冷凍レシピの魅力を紹介する。
皆さんは、「コンテナ冷凍レシピ」をご存知でしょうか。フードコンテナに食材と調味料を入れてそのまま冷凍、いつでも好きなときに電子レンジで加熱するだけで、すぐに食べられるということで、今注目されている調理法です。
実はこのコンテナ冷凍レシピ、単にレンチン調理できる冷凍食材というわけではなく、フードコンテナを使うことで得られる利点がたくさんあるのです。
コンテナ冷凍レシピの利点4つ
毎日の食事作り、調理や片づけを少しでも楽にしたいというニーズは年々高まっており、それに応えるようにさまざまな調理法が出てきました。フライパン1つで調理できる「ワンパンレシピ」、炊飯器だけで調理できる「炊飯器レシピ」など、“1つの調理道具で簡単に作れるレシピ”がブームとなるなか、コンテナ冷凍レシピも人気を集めています。
コンテナ冷凍レシピには、大きく4つの利点があります。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ビジネスの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら