Xboxが今「パートナー拡大」に本腰入れる真の狙い Xbox責任者「日本のクリエイターと関係を強化」
日本は世界でいちばん伸びが大きい市場
――日本でもスターフィールドがヒットしています。
ベセスダゲームスタジオのヘッドを務めるトッド・ハワード氏は、彼らがまだ独立組織であったころ、Xboxの立ち上げのときから一緒に仕事をしてきたクリエイターだ。
ゼニマックスの買収に至る前からトッドとは、ベセスダゲームの歴史において最大のヒットを作るためにどんな協力ができるかを話していた。われわれが彼らの開発チームに対してできたことは、時間や資源を提供して、あそこまで洗練されたゲームを作ることの“お手伝い”だと思う。
Xbox、PC、サブスクリプションサービスそれぞれのリリース日をそろえて一気に展開したことで、最大限のプレイヤー数を狙った。これは大成功だったと思う。
スターフィールドのユーザー数はプラットフォーム全体で1000万を超えている(9月20日時点)。サブスクの登録拡大に加えて、コンソールの販売台数やPCユーザー数の伸びにもつながっている。
――日本のゲームユーザーの傾向に特徴はあるのでしょうか。
日本はモバイルゲームのプレイヤーが非常に多い一方で、コンソールやPCでプレイしている人も多いという印象がある。とくにここ3年くらいの傾向を見ると、PCでプレイするユーザーの数が日本国内で2倍に増えているとも言われている。
Xboxの成長においても、日本が世界でいちばん伸びの著しい国だ。実際のプレイヤー構成を見てみると、日本国内では大半をPCユーザーが占める。Xbox Game PassをPCで遊んでいるユーザーの数は、3年間で4倍に増えている。
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