「断られたらどうしよう……」「迷惑だったらどうしよう……」と考えてしまい、自分から誘うことに億劫になってしまう人も多いと思います。
特に、職場の同期ならまだしも、尊敬する先輩や上司となると精神的なブレーキが高まり、難易度はどんどん上がっていきます。
そんな心の負担を自分にかけないためにも、相手から誘われる「可愛がられる人」になる必要があるということです。
可愛がられる人になれば、「大きな仕事を任された」「やりたいと思っていた部署に配属された」「尊敬する先輩・上司から直接教わる機会を得た」など、自然とスキルが身に付く経験が増えていきます。
では、具体的に「可愛がられる人」というのはどのような人のことをいうのでしょうか。
若手芸人から学ぶ「相手の心を掴む技」
ハーバード・ビジネス・スクールの論文では「可愛がられる人の特徴」を「言動や行動を予測しやすい人」 と記しています。もう少し具体的に要素をお伝えすると、「一貫性がある」「わかりやすい」「素を隠さない人」 となっています。
さて、「一貫性がある」「わかりやすい」「素を隠さない人」の要素をどのように自分に取り入れていけばいいのでしょうか。
難しいことはすべて横に置き、お笑い芸人さんが使用している、あなたも実践したくなるノウハウを解説していきます。
なぜ、ここでお笑い芸人の方々が使っているノウハウを紹介するかというと、お笑い芸人というのは、売れている先輩に可愛がられないと、自分が売れる確率が格段に下がる職業だからです。
お笑い芸人さんの中には「豊臣秀吉の織田信長への気遣いは80点だ。俺なら草履を温めていたことを織田信長へ気づかせることはない。温かいことが当たり前の日常にする」と口にしていた人もいるほど、可愛がられることに長けているお笑い芸人さんもいます。
これは、「売れている人から仕事がもらえるから」という安易な理由だけではなく、面白い人たちに囲まれる環境に身を置いていないと、面白くなるための成長速度が落ちてしまうからです。
つまり、お笑い芸人さんが先輩に可愛がられないということは、売れる可能性を格段に下げてしまっているということになります。
余談ではありますが、正直な話、お小遣いや美味しいご飯も大きい要因ではありますけどね。
私も、タクシー代をもらっても節約のために、何度1時間以上歩いて家に帰ったかわかりません。
お笑い芸人さんにとって「可愛がられる」ことが、どれほど死活問題につながるかを理解していただけたと思います。
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