クリントン氏は大統領候補として不適格? <動画>個人のメルアドを職務に使用
ニューヨークタイムズ紙は漏洩したEメールのいくつかを公表し、そこで2012年のベンガジ襲撃事件に関するヒラリー・クリントン氏の私信が明らかになった。
ニューヨークタイムズ紙に漏洩されたヒラリー・クリントン氏のEメールからは2012年のベンガジ襲撃に関する国務省の懸念が伺える。あるEメールでは、当時のリビアのカダフィ大佐が「敵が自分とCIAとの関連を疑っており、それを利用しようとしている」と恐れていることが、匿名の情報筋から明らかにされている。
襲撃の一年半前に送られた別のEメールは、カダフィ政権に反対する暴動の最中、米国大使のクリス・スティーブンス氏がベンガジを離れるべきかどうか討論している時に書かれている。
ニューヨークタイムズ紙によると、「大使館員は現在段階的に出発の手続きを進めている (ホテルの勘定を払ったり、コミュニケーションの一部を船に移したりなど) 」と書かれている。スティーブンス大使は後、米国敷地内での襲撃で殺害されている。
現在増大する外部からの公開圧力のもと、国務省はここ数日のうちにもクリントン氏の私的EメールアドレスからのEメールの最初のひとまとまりを公表する予定である。
クリントン氏自身もそのことを支持しているという。
前国務長官ヒラリー・クリントンの言。「私はこのEメールを公表したいと思っています。これを公表することは、誰よりも私にとって一番大事なことです」
クリントンは私的Eメールアカウントは便利なので使っていたと言う。Eメールのためのデバイスを二つ持ち歩きたくなかったと言う。大統領候補の透明性について批評家の間で懸念が持ち上がっている。
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