今後は寒くなる?気になる秋冬の気温を徹底解説 「インド洋の海面水温」が日本の気候に影響も

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異例の暑さとなった原因として、太平洋高気圧が挙げられます。

9月16日の天気図(出典:weathermap)

太平洋高気圧の勢力は、まるで夏のように強かったです。偏西風が平年より北に偏っていたため、太平洋高気圧が張り出し、日本付近に暖かい空気が流れ込みやすくなりました。

9月中旬には全国34地点で猛暑日

9月16日の最高気温は、京都36.4℃、名古屋35.7℃を観測。全国34地点で35℃以上の猛暑日、566地点で30℃以上の真夏日でした。翌17日も気温が高く、新潟県の新津で37.1℃まで上がっています。体温を超える危険な暑さです。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、今年は9月末になっても気温が高い日がありました。

9月28日の最高気温(出典:weathermap)

9月28日は東日本を中心に気温が上がり、静岡県の清水で最高気温36.0℃を観測。甲府や静岡では、観測史上最も遅い猛暑日を更新しました。東京は33.2℃で、今年90日目の真夏日になりました。

この先も、気温が高い傾向が続きそうです。

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