トラブル目立つがお得?旅行サイトvs.直接予約 同料金の場合はどっちを利用?旅のプロの使い分け術
2023年8月以降、外資系のオンライン旅行会社(OTA)のトラブルがネットニュースを騒がせるできごとが続いた。
まず、格闘技イベント「RIZIN」などで活動する格闘家、平本蓮氏がX(旧Twitter)で明らかにしたエクスペディアとのトラブル。平本氏はエクスペディアで約70万円の国際線ビジネスクラスの航空券を予約していたが、空港に到着するとエコノミークラスに変更されていた。
エクスペディアに電話したがつながらず、やむなくエコノミークラスに搭乗した。到着後の8月9日、エクスペディアのチャットで担当者から「航空券の日程を変更した際、クラスが下がってしまったようです」という説明とともにお詫びとして3万5749円分のポイント提示があったという。
約70万円の航空券に対してダウングレードのお詫びの言葉も十分でなく、ビジネスクラスとエコノミークラスの差額を大きく下回るポイントしか戻ってこないというこの投稿は、ネットニュースでもとりあげられるなど大きな反響があった。
結果的に翌日の8月10日には「エクスペディアから電話きて飛行機代100万円くらい返ってくるみたい」という投稿があったものの、これをきっかけにオンライン旅行会社に対して不信感を表明する声が相次いだ。
姓名が逆になるトラブルも
エクスペディアについては、航空券の購入時に、姓名が逆になり、チェックイン時にトラブルとなり、最悪の場合キャンセルとなった事例が続いたことがあった。
これはSNS経由でログインした場合に発生するようだが、旅行会社からの予約であった場合、逆になっている場合に航空会社では変更することができないことも、問題を深刻化させる一因となった。
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